「半分、青い。」の感動の不思議2018/08/01

朝ドラの「半分、青い。」に毎日のように感動している。
ところが、総集編で見ると全然面白くないのは不思議。
ストーリーがもう滅茶苦茶なのだ。

ストーリーは計算され尽くして、破綻がないドラマがいいと素人は考えるのだが、どうも違うようだ。(向田邦子のような完璧なドラマは、確かに時代には合わない気もする)

じゃあ、ストーリーは行き当たりばったりでも感動させられるって何だろう。

セリフかな、もちろんそうだが、けっこうありがちなセリフも多い。
奇をてらわず平凡なセリフをうまく使っている印象はある。

キャラ立ちかな。
それははっきりある。どのキャラも立っている。
だからあんなに登場人物が多くても、混乱しない。
もっとも、オフィスティンカーベルの双子のメイドのように、ザ・ピーナッツのパロディを狙って失敗したものもある。完全にすべっていた。

でも、けっこう失敗を恐れず、次々に仕掛けてくる。
とにかくストーリーが破綻しようが飽きさせない。そこなのかな。

手垢のついたセリフやキャラでも、結果、心に訴えればいいのだ。
北川悦吏子だからできる技かもしれない。きっとそうだ。

今朝も無理があったな~

夫の涼ちゃんの監督デビューが決まったのに、鈴愛は「いつまでも夢を追いかけて!」と泣いて非難する。

おいおい、そこは一緒に泣いて喜ぶべきでしょ。
監督デビューは決定しているのだから、もう夢ではなく現実だ。

私なんか、作家デビューの当てもへったくれもなく会社を辞めた。
子供はまだ大学生だった。
これなら非難されてもいいだろう(笑)

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