日本は「やむを得ず」戦争をした2018/08/17

12日付でも取り上げた、ガダルカナル戦の研究者、亀井宏氏(84)が「あの戦争は、仕方がなかった」と非常に興味深いことを言っている。

「8月になると新聞やテレビで『戦争は二度とするものじゃない』って記事が出る。でも、戦場体験者はそうは言わない。もちろん戦争を肯定するわけではない。ただ、誰もあの戦争の流れを止めることはできなかった。だから、『仕方なかった』と言う。私もそう思います」

実は、昭和天皇ご自身が「開戦詔書」で、そう吐露しているのだ。

「今や不幸にして米英両国と■端(きんたん)を開くに至る 洵(まこと)に已むを得ざるものあり 豈(あに)朕が志ならんや」 (原文は漢字カタカナ交じり)

このあと天皇陛下は実に正直、正確に開戦の理由を述べている。

「東亜安定に関する帝国積年の努力は悉く水泡に帰し帝国の存立亦正に危殆に瀕せり事既に此に至る 帝国は今や自存自衛の為蹶然起って一切の障礙を破砕するの外なきなり」

日本人なら是非一読すべき、というか、学校で教えるべき歴史的宣言だ。

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