元いた会社に〝恩返し〟したい2019/04/23

スポーツの世界でよく〝恩返し〟という言葉を聞く。

大相撲では、いつも稽古をつけてもらった同門の先輩力士に、本場所で勝つことを〝恩返し〟という。

プロ野球などチームスポーツでは、ある球団をいろんな事情(トレードや解雇=戦力外)で去った選手が、元いた球団相手に活躍(決勝打を打ったり、ピッチャーなら勝利したり)すると〝恩返し〟という。

私もこの言葉の正しい意味で、元いた新聞社に〝恩返し〟したい。

今年1月、本格的な商業出版を果たした。
退職して10年余り、ようやく〝恩返し〟のチャンスが訪れたのである。
出版社を通じて本を新聞社の文化部長宛て送った。

しかし、世の中、去る者は追わず、で、去った者に対して組織は冷たい。
全くの無視である。
私としては「書評」など大きく扱ってほしいなどと望んではいない。「短信」で出版の事実を知らせてくれるだけでよかったのに。
それさえ、なしのつぶてだ。

記事で出してくれないなら、広告しかない。
出版社のご厚意で、本の広告を一面に2度も出すことができた。
それで重い腰を上げたのか、一昨日の日曜読書面にブックレビューが出た。
ただ、既報のように嫌みったらしい紹介の仕方だった。

これではまだ〝恩返し〟は足りない。
もう一つ〝山場〟を考えている。
その結果が出るのは来月だ。

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