作家デビュー20周年⁉2025/04/13

山下達郎のサンデー・ソングブックを聴いていたら、シュガーベイブを結成したのは1973年だが、レコードデビューは1975年。
日本では基本的にレコードデビューがデビューという決まりになっているので、今年がデビュー50周年ということらしい。

それでふと、自分の1冊目の奥付を見たら、2005年だった。
作家デビュー20周年なのだ!

でも20年で4冊しか出していなくて作家なんておこがましいので、ブックデビュー20周年ってとこかな。

目撃したパワハラ2025/04/24

2023年12月20日付でも書いたことだが、勤めていた新聞社でパワハラを目撃したことがある。

私の2歳ほど下の男。ここでは〝汚水〟という名にしておく。

パワハラ&セクハラ事件は汚水が40代でのことだが、その前段となる出来事が20代の時にもあったのだ。

私と汚水と女性記者の3人で飲みに行ったときのことだ。
女性は私より5歳下の美人。3人とももちろんまだヒラの記者だ。

その美人がセーターを着ていて、汚水は「セーターの模様が平らだね」と言ったのだ。
胸があればセーターが波打つはずだが、つまりオッパイがないね、ということだ。
今なら間違いなくセクハラだ。

当時も嫌がる人は嫌がっただろうし、私なら口が裂けても言わない言葉だ。
が、汚水はふだんから軽口・憎まれ口を叩くキャラだったし、なぜか汚水と美人は仲が良かったので笑いごとで済んだ。

それから15年ほどたって、汚水が取材部のデスクとなって、部下の女性にセクハラしたことが発覚したのだ。

汚水は女性をよく仕事のことで𠮟りつけていたらしいが、あろうことか、叱責したあとホテルに誘ったという最低なものだった。

漏れ伝わってきたのはそれだけで、女性の訴えはもっと深刻なものだったのかもしれない。
だが、局内の空気は意外と汚水に同情的で、まるで女性のほうが嘘を言っているような受け止め方だった。

20数年前はそんなもんだったし、一応、汚水を呼んで局内で集会が開かれたけれども、汚水がうなだれて反省していればともかく、普通にしているので、女性陣を含めて責める人はいなかった。
女性部員側の言い分を聞く会は開かれなかった。

結局、汚水は局間異動の処分を受けたので、程度は分からないが事実は事実だったのだろう。
今思えば、20代の時から女性のセーターの膨らみ(の無さ)を冷やかすような男である。一事が万事というではないか。

それに、誰にも言わなかったが、私は隣の文化部デスクをしていて、汚水がある朝、部下の男の胸ぐらをつかんでいるのを目撃した。
職場で部下の胸ぐらをつかむなんて尋常じゃないよね?(しかも汚水は小男)
汚水が社会部員の時には、デスクに食ってかかってるのを見たことがある(しかもとても良いデスクに「ばかんよな(馬鹿みたいな)」と言ったことは忘れられない)。
自分はそんな生意気な部員だったくせに、穏やかそうな部員に対して胸ぐらをつかむなんてね。

変な巡り合わせで、例のセーターを冷やかされた美女も同じ文化部デスクだったので、出勤してきた彼女に私がこんな場面を見たよと言うと、美女はえっと顔がこわばり、汚水を心配して声をかけに行った。
相変わらず仲が良いのだ。根っからのハラスメント男なのに。
美人だからか、問題意識が低いにも程がある。

汚水はしばらく他局にいたものの、いつしか編集局に戻ってきて、最後は局次長クラスで定年となり、さらに再雇用で働いているようだ。今も美人とは仲が良いのだろうか…
そして今にして被害女性の言い分が気になる。真相はいかに。

今日のひとこと(鍋の底)2025/04/27

一生、鍋の底を磨いて過ごすんやと思ってたら、この年になってこんな面白いことがあるなんて。
~「あきない世傳 金と銀」の幸の台詞~

宅急便2025/04/28

宅急便って、受け取り拒否ができるんだね。

すればよかった。

次回から受け取り拒否する。
一方的に物を送りつけられては迷惑だ!