横穴の装飾に感激 ― 2024/03/17
熊本の装飾古墳一斉公開のついでに見た鍋田横穴群が、思いがけず素晴らしかった。
— コラムニスト-1.0 としどん (@tossiee) March 16, 2024
長岩横穴群も見られてよかったが、民家の脇を通らないといけないので、もう行くことはないだろう。 pic.twitter.com/uutIhz2TC2
横山古墳の双脚輪状文 ― 2024/03/17
熊本の春の装飾古墳一斉公開に行ってきた。
チブサン古墳→オブサン古墳→鍋田横穴→岩原双子塚古墳→横山古墳→岩原横穴→長岩横穴→江田船山古墳と回った。
横山古墳には、彩色画のスター、双脚輪状文がある。
これまで見た弘化谷古墳、王塚古墳のそれははっきりしなかったが、横山古墳のはよく見えた。
特に左袖石の双脚輪状文はけっこうくっきりしている。
右袖石も肉眼では見えた。
しかも写真撮影OKはありがたい。
チブサン古墳→オブサン古墳→鍋田横穴→岩原双子塚古墳→横山古墳→岩原横穴→長岩横穴→江田船山古墳と回った。
横山古墳には、彩色画のスター、双脚輪状文がある。
これまで見た弘化谷古墳、王塚古墳のそれははっきりしなかったが、横山古墳のはよく見えた。
特に左袖石の双脚輪状文はけっこうくっきりしている。
右袖石も肉眼では見えた。
しかも写真撮影OKはありがたい。
双脚輪状文自体が不思議な文様だが、その中でも横山古墳石室の左袖石にあるものは非常に独特だ(下段の右から3番目)。さすがにここまではっきりは見えなかったが、どうでしょう? pic.twitter.com/0LZkUVEL10
— コラムニスト-1.0 としどん (@tossiee) March 16, 2024
靫の擬人化 ― 2024/03/06
貝の仮面もあるでよ ― 2023/11/04
貝面。
— コラムニスト-1.0 としどん (@tossiee) November 4, 2023
縄文時代、熊本市の阿髙貝塚出土。
熊本博物館 pic.twitter.com/W4YyYWyfnF
管玉にどうやって穴を開けたのか ― 2023/11/04
直弧文について ― 2023/05/16
直弧文について、熊本県立装飾古墳館にあった説明である。
ここには、岡山県楯築(たてつき)弥生墳丘墓の特殊器台や弧帯文石に描かれた文様が直弧文の源流だろうと書かれている。
この写真はピントが甘くてよく分からないので、次の文書で鮮明な文様を見てほしい。
↓
https://www.city.okayama.jp/kurashi/cmsfiles/contents/0000005/5424/000361489.pdf
確かに驚嘆する複雑な文様である。
しかも、この楯築弥生墳丘墓の近くには有名な造山古墳(全国4位の大きさ)があって、その陪塚の一つに直弧文で有名な千足古墳がある(写真下部参照)ので、デザインが受け継がれていったとみてほぼ間違いないだろう。
ここには、岡山県楯築(たてつき)弥生墳丘墓の特殊器台や弧帯文石に描かれた文様が直弧文の源流だろうと書かれている。
この写真はピントが甘くてよく分からないので、次の文書で鮮明な文様を見てほしい。
↓
https://www.city.okayama.jp/kurashi/cmsfiles/contents/0000005/5424/000361489.pdf
確かに驚嘆する複雑な文様である。
しかも、この楯築弥生墳丘墓の近くには有名な造山古墳(全国4位の大きさ)があって、その陪塚の一つに直弧文で有名な千足古墳がある(写真下部参照)ので、デザインが受け継がれていったとみてほぼ間違いないだろう。
江田船山古墳出土の銅鏡② ― 2022/12/18
江田船山古墳出土「神人車馬画像鏡」の「四夷服多賀国家」の銘文をどうしても見たい。
しかし、和水町歴史民俗資料館で撮った12/3付「江田船山古墳②」の写真をアップにしても、そもそも銘文がありそうなところはつるんとして文字など見当たらない。
おかしい…この鏡じゃないのか。
もしかしたらこれはレプリカだから省略しているのかもしれない、本物は東京国立博物館所蔵だからその画像はないか見てみよう。
https://emuseum.nich.go.jp/detail?&langId=ja&webView=&content_base_id=100199&content_part_id=2
やっぱりそうだ。本物(東博は単に「画像鏡」としている)にはちゃんと銘文があった。
拡大機能があるので、目いっぱい拡大して見てほしい。
「鏡」からはっきり読める。
普通は「竟」と略すことが多いのだが、江田船山はきちんと「鏡」の文字を使っている。
四夷多賀國家人民息胡慮…
定型は「四夷服」だが「服」の字がない。
意図的なのか、ミスなのか。
略しても「四方の夷狄が多(大)いに国家を賀す」と意味は通じるので、意図的かもしれない。面白い。
やっと本物に出会えて、胸のつかえが下りた。
しかし、和水町歴史民俗資料館で撮った12/3付「江田船山古墳②」の写真をアップにしても、そもそも銘文がありそうなところはつるんとして文字など見当たらない。
おかしい…この鏡じゃないのか。
もしかしたらこれはレプリカだから省略しているのかもしれない、本物は東京国立博物館所蔵だからその画像はないか見てみよう。
https://emuseum.nich.go.jp/detail?&langId=ja&webView=&content_base_id=100199&content_part_id=2
やっぱりそうだ。本物(東博は単に「画像鏡」としている)にはちゃんと銘文があった。
拡大機能があるので、目いっぱい拡大して見てほしい。
「鏡」からはっきり読める。
普通は「竟」と略すことが多いのだが、江田船山はきちんと「鏡」の文字を使っている。
四夷多賀國家人民息胡慮…
定型は「四夷服」だが「服」の字がない。
意図的なのか、ミスなのか。
略しても「四方の夷狄が多(大)いに国家を賀す」と意味は通じるので、意図的かもしれない。面白い。
やっと本物に出会えて、胸のつかえが下りた。
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