パワハラの心の傷 ― 2021/01/21
パワハラという言葉がなかった頃、それを何と呼んでいただろう。
思い出せない。
「嫌がらせ」や「いじめ」ではぴったり来ない。
日本語での言葉がないほど、上司から部下への仕事上の指導を逸脱した物理的、精神的な追い込みは日常的な、当たり前のことだったのだろう。
しかし、あれはまごうことなきパワハラだった。
私は50歳で新聞社を早期退職(選択定年)してもう13年になるが、パワハラで受けた心の傷はなかなか癒えない。
この13年は、パワハラに対する復讐、逆襲、あるいはリベンジでもがいてきたといえる。
もちろん相手を鉄パイプで殴るとか物理的に復讐すれば一番せいせいするだろうが、そんなわけにもいかず、私の場合、文章に書くことでしか晴らせない。
まずは「象鯨記」という長編小説を書いた。
そのままでは発表の場がなかったので、ぐっと短くして2014年4月、『現代鹿児島小説大系』第二巻に「取材ノートのマンモス」というタイトルで出した。
次に本ブログで、2017/8/22~8/28に30回にわたって連載した。
ぜひバックナンバーで読んでいただきたい。
同年10月には小説「城山崩壊」を電子書籍で発表。
これは今もAmazonで330円で販売しているのでたくさんの人に読んでもらいたい。
中に三宅佳成という後輩記者が出てくる。
これは部下なのでパワハラではないが、私にいわれのない嫌がらせを仕掛けてきて今でも不快な男がモデルだ。
今は文化生活部のデスクをしている。
世にパワハラに苦しんでいる人は少なくないだろう。
そういう人に共感してもらい、私のように辞めてしまうのではなく、在籍中にリベンジしてもらいたい。
思い出せない。
「嫌がらせ」や「いじめ」ではぴったり来ない。
日本語での言葉がないほど、上司から部下への仕事上の指導を逸脱した物理的、精神的な追い込みは日常的な、当たり前のことだったのだろう。
しかし、あれはまごうことなきパワハラだった。
私は50歳で新聞社を早期退職(選択定年)してもう13年になるが、パワハラで受けた心の傷はなかなか癒えない。
この13年は、パワハラに対する復讐、逆襲、あるいはリベンジでもがいてきたといえる。
もちろん相手を鉄パイプで殴るとか物理的に復讐すれば一番せいせいするだろうが、そんなわけにもいかず、私の場合、文章に書くことでしか晴らせない。
まずは「象鯨記」という長編小説を書いた。
そのままでは発表の場がなかったので、ぐっと短くして2014年4月、『現代鹿児島小説大系』第二巻に「取材ノートのマンモス」というタイトルで出した。
次に本ブログで、2017/8/22~8/28に30回にわたって連載した。
ぜひバックナンバーで読んでいただきたい。
同年10月には小説「城山崩壊」を電子書籍で発表。
これは今もAmazonで330円で販売しているのでたくさんの人に読んでもらいたい。
中に三宅佳成という後輩記者が出てくる。
これは部下なのでパワハラではないが、私にいわれのない嫌がらせを仕掛けてきて今でも不快な男がモデルだ。
今は文化生活部のデスクをしている。
世にパワハラに苦しんでいる人は少なくないだろう。
そういう人に共感してもらい、私のように辞めてしまうのではなく、在籍中にリベンジしてもらいたい。
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