日ノ岡古墳の壁画(玄室右側壁)2023/05/23

福岡県うきは市にある日ノ岡古墳の壁画といえば、奥壁の大きな6つの同心円文が有名だ。
九博で売っている野帳の表紙にもなっている。

これは玄室右側壁なので初めて見た。
やはり同心円文や蕨手文、三角文が中心のようだ。

日下八光氏の現状模写になる。
現状模写は文字通り見たままということで、復元模写は描かれた当時の鮮やかな姿を復元したものになる。
日下氏の模写はいつもこの2種類を残しているようだ。

7月17日まで九博4Fに展示。

日ノ岡古墳の外観2023/05/23

ついでに、今年2月26日に行ったときの日ノ岡古墳です。

この日は西ノ城古墳の発掘調査現地説明会に参加し、その後うきは市内の古墳を回って、古墳カード全7枚をコンプリートしたのでした。

その様子はバックナンバーから2月の記事を是非ご覧ください。
かなり力を入れて書いています。

これで当分うきは市には行かないだろうと思っていたが、西ノ城古墳は双方中円墳なのか、はたまた、それより古い弥生の墳丘墓なのか、調査中なのでその結果が待たれる。

うきは市の本年度の古墳公開スケジュールは次の通りだ。
https://www.city.ukiha.fukuoka.jp/kiji0037025/

この中で個人的に注目は、最後の3月16日、屋形古墳群特別公開(原古墳・鳥船塚古墳)だ。