保守の側から見た安倍政権の危険性(再掲)2025/02/26

2017/11/17に書いたものだが、当時の安倍政権と今の石破政権はそう大して変わらないことが分かる。
自民党政権ではダメだということだ。

  ☆     ☆     ☆
今朝の産経6面。
三橋貴明氏の論評「大移民時代に突入した『亡国ニッポン』を憂う」。
――今の安倍政権は、恐るべき熱心さで日本の「移民国家化」を推進していっている。
(平成)24年には68万2千人だった日本の外国人雇用者数は、28年に108万4千人に達した。4年間でおよそ1・6倍にまで増えたのである。――

数日前、夜のテレビ「巷の噺」だったか、渋谷を歩いているお年寄りが、(外国人だらけで)ここは日本じゃないみたい、と恐れおののいていた。
都心だけじゃない。福岡のこんな田舎町でも、昨日散歩していたら、何人か分からないカップルが自転車で横を悠然と通り過ぎて行った。
このブログでも、安倍首相の外国人対策の甘さについて、何度も懸念を示してきた。
安倍首相には、憲法9条改正、北朝鮮拉致被害者の救出、北方領土問題の解決をやったら、さっさと退陣して、もっと保守の首相と代わってもらいたい。
今の日本で、自民党より右のちゃんとした政党が出てくれば、それなりに支持を集めると思うのだが。
日本第一党だけがはっきりと「移民受け入れの即時中止」を訴えている。
しかし、桜井誠の個人政党だから、支持しづらい。
では、日本のこころか?
おかしな中山夫妻が出て行ってくれたので、良くなる可能性はある。
維新の会もときどき良いことを言うが、大阪色が強く、よく分からない面がある。
有権者もぼやぼやしていられない。

【注】昨年2024年10月末時点の外国人雇用者数は230万2587人。
平成28年(2016)の倍以上になっている。

玉木氏がUSAIDを擁護?2025/02/11

Share News Japanによると、国民民主党の玉木雄一郎氏がUSAID(米国国際開発庁) について説明する動画をXに投稿したそうだ。

玉木氏は「USAIDはアメリカの海外支援機関であり、自身も中東のヨルダンで関わった経験がある」と発言。また、「USAIDの支援がなければ、多くの途上国のプロジェクトが止まり、結果的に困る人が出てくる」として、USAIDに対する一方的な批判には慎重な姿勢を示したという。

これに対する意見のほうが良かったので、紹介したい。

・玉木さんが言うように、途上国への援助や支援は必要不可欠でしょうね。ですがUSAIDがその裏でしてた人身売買やアヘンの生産、ウイルス開発や戦争の助長といった非人道的なことは決して許していいものではないです。それらに政府やNHKも関わってるらしいじゃないですか!日本でも報道されるべきです。

・玉木さん自身は人柄良い感じすごいするね。ただ、それなりに支援して結果出てるから、で良いとはならんでしょ?結果的にダメな部分が許容できる範囲内で収まってないからダメって話ではないのですかね?玉木さんを責める気持ちはないですがやってること緩いんだよって思うな。

玉木氏は何も言及しないほとんどの他の議員よりはマシだが、やはり日本の国会議員の危機感の無さが如実だ。

石破首相も、トランプ大統領との共同会見で、ちんぷんかんぷん、僕には関係ないもーんて顔してたもんなあ。

今日のひとこと(どころじゃない!)2025/02/02

今回のフジテレビ問題のほぼ全てがこれで分かるので保存しとこう。

私もこのブログで古巣のことを批判し続けているが、長谷川豊さんは在籍中から〝アナウンス室会〟で「いつか大問題になりますよ」と、「変えなきゃ、変えなきゃ」と言い続けて、最終的に嫌われて干されていじめられて、そして辞めたのだという。
うらやましいね。
私なんか何か言おうにも自分が話下手だというコンプレックスが強くて何も言えなくなっちゃうのよ。

今日のひとこと(小倉智昭さん)2024/12/10

年を取ったら、余生をゆっくり好きなことに時間を費やしてって思っていたんです。でも、体が弱くなって病院に通うようになって、自分の残された時間がどのぐらいなのかと考えるようになると、そっちに目が向かなくなるっていうことがある。
だからね、「年を取ってからこれをやりましょう」って思ってる人は、絶対に年を取る前にやったほうがいい。お金も老後のためにっていうよりも、若い時や使える時に使った方が僕はいいと思う。残すなんていうことは考えないで、若いうちに遊ばないと。年を取ると、僕みたいに目は見えづらくなってくるし、耳は聞こえにくくなってくるし。もう眼鏡の度数なんか毎月のようにどんどん変わるんだから(笑)。
~小倉智昭さん11月8日のインタビュー(12月9日77歳で死去)、Yahooから~


私などはまさにこれを実践した。
50歳でさっさと勤めていた新聞社を辞め、退職プレゼントの旅行券でかつてロータリークラブからの派遣で訪れた英国スコットランドを再訪。京都造形芸術大学に編入して学び直し、2年で卒業。学生時代を過ごした東京で働くという夢を実現。本も何冊も出すなど、好きなように生きてきた。

しかし新聞社の看板を失うと人間関係もゼロになり、虚しさも存分に味わったから、結局よかったのか悪かったのか半々だな。

「最後に笑うのは俺だ」と思っていろいろやってきたけど、人生を味方にできたかというと、そうはなっていない。

釣りもゴルフも賭け事もやらない、酒もノンアルになった、出会いもない。
だから学ぶしかない。学び続けるしかない。
また大学に行く。今度は2年というわけにはいかない。
4年計画で卒業しようと思う。それが集大成となる。

今日のひとこと(森口博子)2024/10/14

加える言葉はない。

今日のひとこと(皇室への誹謗中傷)2024/10/05

かくなる上は、刑法を改正するのが効果的ではないかと思う。皇室は訴えてこないからと、反論できない相手に卑劣な言葉を浴びせることがSNSでは普通になってしまった。
名誉毀損罪は親告罪、つまり被害者が告訴しないと罪が成立しない。天皇や皇嗣への名誉毀損は内閣総理大臣が告訴することが刑法に定められるが、皇嗣殿下への卑劣な中傷に対して内閣はこれまで一度も対処してこなかった。天皇や皇族への誹謗中傷については司法機関が逮捕起訴できるようにしたら、状況が一変するだろう。
~竹田恒泰氏、10月4日付産経新聞「正論」~


SNSで皇室への侮辱し放題というのが、あまりに目に余る。

特定の人たちへの人権侵害という点でももちろん問題であるし、言うまでもなく日本の国の根幹を揺るがす問題であり、看過することはできない。

3世紀後半から1800年近く続く、世界最古の家系への尊敬、畏敬の念が、まさに日本国統合の象徴である。
これがなくなれば、日本は日本ではなくなってしまうのだ。

竹田氏が提言する、天皇や皇族への誹謗中傷に対しては司法機関が逮捕起訴できるようにする、に賛成、賛同する。

青山繁晴さんの出馬会見は失敗だった2024/09/10

私は2022年7月、青山繁晴事務所経由で自民党員となり、現在、3年目だ。

青山さんは前回2021年の自民党総裁選に出馬する意思を固め、自分を政界入り(参院選出馬)させた安倍元総理に伝えていた。

ところが高市早苗さんから推薦人になってほしいと強い要請を受け、悩んだ挙げ句、推薦人を承諾し、自身の出馬は断念した(『ぼくらの選択 天命篇』p.216)。

これを知って、青山さんは次の総裁選には必ず出る、そのときは私も一票を投じようと考えて、急いで自民党員になったのだった。なぜならその頃は2年間在籍していないと投票権がなかったからだ(今は1年間でよい)。

こうして待ち望んだ今回の総裁選だったが、8月23日の青山さんの出馬会見ははっきり言って失敗だった。それも、かなりの失敗だった。

青山さんはなんと、冒頭、誰しもが期待・予想していた「今回の自民党総裁選に立候補いたします」と言わなかったのだ。

代わりに「今回の自民党総裁選には別の選択肢があることを説明したい」と言ったのだ。

わかりにくい‼

「別の選択肢」とは、通常の衆議院からではなく参議院から出ることを指しており、青山さんがそれをすごく気にしていることが分かるわけだが、それにしても第一声はまず「自民党総裁選に立候補いたします」だろう!

よく言えば正確に物事を説明したいという青山さんの気持ちの表われだが、欠点でもある回りくどさが出てしまった。

こういう会見は趣旨を端的に!
青山さんにはじゅうぶん分かっているはずなのに信じられない。

実は青山さんには自分はすでに出馬表明している、という気持ちが強すぎた。

「別の選択肢」の後にこう言っている。

「出馬表明そのものは昨年11月10日にネット番組の虎ノ門ニュースで既にしている。また、2日後の11月12日に静岡・掛川で講演し、そのとき参加者の質問に答える形で『立候補します』と明らかにした」

ネット番組とか講演会って、ふつう知らんて!

しかも、当該の虎ノ門ニュースは私も見ていたが、確か司会者の「出るんですか」という問いかけに「出ます」と答えたものだった。

つまり、二度とも、自ら正式に表明したわけでも何でもなく、相手に聞かれるままに答えただけなのだ。

正式な立候補表明の会見は8月23日が初めてだった。
それなのに、すでに意思は明らかにしています、は不親切だ。

さらに、マスコミが気にするのは推薦人20人集まったかという点だと分かっているのに、聞かれると「目途が立っていないとこうして会見するわけないでしょう」と、これまたいつになく不親切だった。

推薦人引き剝がしの動きがよほど不快だったのだろう。
馬鹿正直に「一時はここにいる和田政宗さん一人になりました」なんて言わなくていいことまで言った。
青山さんとしては、そこから再び盛り返して今日の会見を開く目途が立ちましたってことなんだろうが、これでは伝わらない。

聞いていた記者たちは「これでは青山繁晴さん、立候補を表明」とは書けないな、と考えたのも無理はない。

案の定、マスコミは取り上げなかった。

青山さんはふだんからマスコミに「自分だけ存在しないものとして扱われている」と不満を抱いているのだが、その被害者意識が爆発。
代表してNHKに抗議文を送ったようだ。

しかし、以上書いたように、青山さん側の失敗だったとも言える。
翌日から再び、推薦人の離反(青山さんは裏切りと表現)が相次いだらしく、20人を回復できていないようだ。

それに比べて、昨日の高市早苗さんの出馬会見のなんと爽やかで、内容が充実していたことよ!

青山さんにはとにかく12日の告示日に間に合わせてほしい。
土俵に上がらないことには得意の政策論争には持ち込めない。
なにより高市さんとの論戦を見たいのだ。
今日を入れて2日。なんとか頑張って‼