クドカンは喫茶店が好きだね ― 2024/04/03
この息苦しい令和の世に、ちょっぴり風穴を開けてほっと一息つかせてくれた宮藤官九郎のドラマ「不適切にもほどがある」。
きょう録画してあったのを見返したら、やっぱり笑ってしまう。
半分見たので、あとの半分が楽しみだ。
クドカンは喫茶店が好きだね。
今回の店名は「スキャンダル」。
喫茶店「マンハッタン」を舞台にした「マンハッタンラブストーリー」のDVDを貸してくれたのは、会社のだいぶ年下の女子社員(美人)だった。もう16年くらい前の話か。
クドカンや音楽、あんなに話の合う子はいなかったなあ。
きょう録画してあったのを見返したら、やっぱり笑ってしまう。
半分見たので、あとの半分が楽しみだ。
クドカンは喫茶店が好きだね。
今回の店名は「スキャンダル」。
喫茶店「マンハッタン」を舞台にした「マンハッタンラブストーリー」のDVDを貸してくれたのは、会社のだいぶ年下の女子社員(美人)だった。もう16年くらい前の話か。
クドカンや音楽、あんなに話の合う子はいなかったなあ。
今日のひとこと(歌舞伎) ― 2023/10/26
神田伯山
「歌舞伎ってサ、正直サ、眠くなる時あんじゃん。眠気との戦いみたいなところもあるじゃん、歌舞伎って」
~ラジコで「問わず語りの神田伯山」~
これ聴いてうれしかったねー。
実は歌舞伎で爆睡したことあって、恥ずかしくて誰にも言ったことなかった。
もう20年くらい前の話だけど、鹿児島で。
まだ歌舞伎ってろくに見たことなくて。
すると本に、歌舞伎が初めての人は襲名披露公演に行くといいって書いてあったのよ。
その理由は忘れたんだけど…。
そしたら鹿児島で、誰かの(それも忘れた)襲名披露公演があったのよ。
張り切って午前と午後の2回、チケットを取った。同じ中身なのに。
何しろ歌舞伎初めてだから2回くらい見ないと分かんないだろうと思って。
その頃、新聞社の文化部のデスクで、忙しくって忙しくって、ろくに休んでなかったんで、たまには息抜き・気晴らししようと思って、その日は休みを取って行ったんだ。
まず午前。公演が始まって間もなく眠くなって、いつの間にか前後不覚に。
そのときは割と後方の席だったんで、あんまり恥ずかしくなかったんだけど、午後はすごく前のいい席が取れていたんで、今度はしっかり見るぞと気合を入れた。
午後の幕が上がって、芝居が始まるとすぐに携帯がぶるぶる震えた。
その頃の携帯って、今みたいにドライブモードや機内モードなんてなくて、マナーモード(バイブ)しかなかったのよ。
で、電源切ってればよかったんだけど、マナーモードにしてた。
始めは無視しようと思ったんだけど、何度も何度もぶるぶる鳴るわけ。
そうなると、一応、デスクという責任ある立場にいるから、何か緊急事態かもしれないと思うじゃん。
役者にも近くの人にも悪かったけど、小さくすみません、すみませんと、会場の外に出たわけ。
折り返し電話してみると、相手は整理部長でさ、これがチビでハゲの男で、「別に急ぎじゃなかったんだけど、明日でもよかったんだけど」って用事でさ、腹が立って腹が立って、でも文句の一つも言えなくて。
しかもこのチビハゲは家に電話して私の携帯番号を聞いてるわけ。
うちの妻は私が会社を休んで歌舞伎に行ってるなんて知らないのよ。
妻からも疑われて、しどろもどろの言い訳。
席に戻ろうとしたら、芝居の途中では入れませんと止められるし。
もう見る気も失せて帰ったよ。
これが歌舞伎の初体験。
その後、もちろん歌舞伎には行っていない。
この嫌な思い出によって歌舞伎とは縁がないと結論付けたからだ。
「歌舞伎ってサ、正直サ、眠くなる時あんじゃん。眠気との戦いみたいなところもあるじゃん、歌舞伎って」
~ラジコで「問わず語りの神田伯山」~
これ聴いてうれしかったねー。
実は歌舞伎で爆睡したことあって、恥ずかしくて誰にも言ったことなかった。
もう20年くらい前の話だけど、鹿児島で。
まだ歌舞伎ってろくに見たことなくて。
すると本に、歌舞伎が初めての人は襲名披露公演に行くといいって書いてあったのよ。
その理由は忘れたんだけど…。
そしたら鹿児島で、誰かの(それも忘れた)襲名披露公演があったのよ。
張り切って午前と午後の2回、チケットを取った。同じ中身なのに。
何しろ歌舞伎初めてだから2回くらい見ないと分かんないだろうと思って。
その頃、新聞社の文化部のデスクで、忙しくって忙しくって、ろくに休んでなかったんで、たまには息抜き・気晴らししようと思って、その日は休みを取って行ったんだ。
まず午前。公演が始まって間もなく眠くなって、いつの間にか前後不覚に。
そのときは割と後方の席だったんで、あんまり恥ずかしくなかったんだけど、午後はすごく前のいい席が取れていたんで、今度はしっかり見るぞと気合を入れた。
午後の幕が上がって、芝居が始まるとすぐに携帯がぶるぶる震えた。
その頃の携帯って、今みたいにドライブモードや機内モードなんてなくて、マナーモード(バイブ)しかなかったのよ。
で、電源切ってればよかったんだけど、マナーモードにしてた。
始めは無視しようと思ったんだけど、何度も何度もぶるぶる鳴るわけ。
そうなると、一応、デスクという責任ある立場にいるから、何か緊急事態かもしれないと思うじゃん。
役者にも近くの人にも悪かったけど、小さくすみません、すみませんと、会場の外に出たわけ。
折り返し電話してみると、相手は整理部長でさ、これがチビでハゲの男で、「別に急ぎじゃなかったんだけど、明日でもよかったんだけど」って用事でさ、腹が立って腹が立って、でも文句の一つも言えなくて。
しかもこのチビハゲは家に電話して私の携帯番号を聞いてるわけ。
うちの妻は私が会社を休んで歌舞伎に行ってるなんて知らないのよ。
妻からも疑われて、しどろもどろの言い訳。
席に戻ろうとしたら、芝居の途中では入れませんと止められるし。
もう見る気も失せて帰ったよ。
これが歌舞伎の初体験。
その後、もちろん歌舞伎には行っていない。
この嫌な思い出によって歌舞伎とは縁がないと結論付けたからだ。
墓じまいは気になる ― 2023/09/20
両親のお骨は鹿児島の墓にあり、時々お墓参りには行くのだが、そこに自分が死んだ時に入るかどうかは容易に決められる問題ではない。
墓石の下の暗い空間に自分が入るのが何となくゾッとしないというのも大きいかもしれない。
そこは代々の墓ではなく、父が母のために買った両親がいるのみの墓である。
私が入れば親孝行なのだろうか?
自分は福岡にいて、最初のうちはいつかまた鹿児島に帰るだろうと思っていたが、もう15年もたってしまった。
鹿児島にはもう、つながりのある人もいない。
そうなると、両親の墓をしまって、福岡に新たに納骨する法もある。
しかし、両親は(特に父親は)福岡には来たくないだろう。
そして、もう一人、このお墓に入るかもしれない人がいるので、勝手に墓じまいするわけにもいかない。
墓石の下の暗い空間に自分が入るのが何となくゾッとしないというのも大きいかもしれない。
そこは代々の墓ではなく、父が母のために買った両親がいるのみの墓である。
私が入れば親孝行なのだろうか?
自分は福岡にいて、最初のうちはいつかまた鹿児島に帰るだろうと思っていたが、もう15年もたってしまった。
鹿児島にはもう、つながりのある人もいない。
そうなると、両親の墓をしまって、福岡に新たに納骨する法もある。
しかし、両親は(特に父親は)福岡には来たくないだろう。
そして、もう一人、このお墓に入るかもしれない人がいるので、勝手に墓じまいするわけにもいかない。
テレ朝のモーニングショーでやってたのでパチリ。 pic.twitter.com/BlnlgUs4TC
— コラムニスト-1.0 (@tossiee) September 20, 2023
〝飛ぶ宝石〟カワセミを見た! ― 2023/03/25
九州歴史資料館の周りを散歩していると、池の鴨がバシャバシャと羽で水面を叩く音がするので、近づいてみた。
すると、目の前を鮮やかなブルーの鳥が素早く横切った。
水色のようにも、メタリックな青のようにも見えた。
そのあまりに美しい色でカワセミだ!と分かった。
ついに念願のカワセミを目撃したのだ。
カワセミはまた素早く折り返して、もう分からなくなったが、とても幸せな気分になった。
すると、目の前を鮮やかなブルーの鳥が素早く横切った。
水色のようにも、メタリックな青のようにも見えた。
そのあまりに美しい色でカワセミだ!と分かった。
ついに念願のカワセミを目撃したのだ。
カワセミはまた素早く折り返して、もう分からなくなったが、とても幸せな気分になった。
母への償い ― 2022/12/21
11/13付で「母の見舞い」というエッセーを公にした。
昨晩、NHK「プロフェッショナル・スペシャル」でYOSHIKIを見た。
YOSHIKIは自分が親孝行ではなかったとして悔いながらも、「前へ進むことでしか母への償いはできない」というようなことを言っていた。
至言である。
前へ進もう。
昨晩、NHK「プロフェッショナル・スペシャル」でYOSHIKIを見た。
YOSHIKIは自分が親孝行ではなかったとして悔いながらも、「前へ進むことでしか母への償いはできない」というようなことを言っていた。
至言である。
前へ進もう。
今日のひとこと ― 2022/08/29
矢沢永吉
人生で音楽以外のこともいろいろトライしたけどダメだった。でもダメでもいいんだよね。何か一つもらえたら、こんな感謝はない。
~8月28日夜、デビュー50周年記念公演、東京・国立競技場で
人生で音楽以外のこともいろいろトライしたけどダメだった。でもダメでもいいんだよね。何か一つもらえたら、こんな感謝はない。
~8月28日夜、デビュー50周年記念公演、東京・国立競技場で
ドアは開けるべきか否か ― 2022/03/16
こんなに思いっきりドアを開けたら、お客さんは中が覗けていいだろうが、猫とか虫とか入って来ないのだろうか。
ま、猫はいいとして、虫は、特にあの恐ろしいG虫は、東京は多そうだが。
鹿児島だったら、桜島の灰が入ってくるから絶対にこんな真似はできない。
福岡ならある程度開けても大丈夫かな。
ま、猫はいいとして、虫は、特にあの恐ろしいG虫は、東京は多そうだが。
鹿児島だったら、桜島の灰が入ってくるから絶対にこんな真似はできない。
福岡ならある程度開けても大丈夫かな。
[open]東京・西荻は、みず色の空がどこまでもつづく晴れの日。風はやわらかく、じょうずに三月の吹きかたをしています。季節は移ろい、同じ日は二度とないから、日々をだいじに過ごしてゆきたいものですネ。千円札が不足しています。開店デース。 pic.twitter.com/MKYoc3o38z
— 本屋ロカンタン (@roquentin_books) March 5, 2022
[open]東京・西荻は、まさかの摂氏十七度。春が、来たんやろか。だいぶ駆け足で来はったから、たぶんコタツの電気とか消しわすれていっぺん帰ったりするやろな。ともあれ、何をするにもしないにもちょうどよい日曜の午後です。開店デース。 pic.twitter.com/81khPFjEhs
— 本屋ロカンタン (@roquentin_books) February 27, 2022
最近のコメント