三種の神器の始まり2022/05/19

三種の神器とは。

そう、鏡、剣、勾玉ですね。
天皇家のしるし。
どなたでもご存じでしょう。

では、その三つの組み合わせが初めて見つかったのはどこでしょう。

それが吉武高木遺跡(国史跡)の3号木棺墓なんです。

現在の福岡市西区で、一帯は「やよいの風公園」として綺麗に整備されています。
飯盛山というてっぺんが特徴的な山が近くにあって絶景です。

時代は弥生時代中期のはじめ、紀元前2世紀のはじめです。
今から2200年前。
ここ以前にこの三つの組み合わせはなく、「最古の王墓」だといわれています。

コメント

_ 累葉朝宋 ― 2023/02/27 12:25

初めまして。私も吉竹高木は訪ねたい場所です。
天孫降臨のときに天照大神がニニギノミコトに三種の神器を持たせたと古事記にも日本書紀にも書かれています。私は天孫降臨を史実と思っています。

_ toshi ― 2023/02/28 02:52

累葉朝宋さん、コメントありがとうございます。
私も古事記・日本書紀を重視しています。
決して太古の神話などではなく、三種の神器の鏡や剣は金属器ですから弥生時代の話であることが分かります。
日本人は魏志倭人伝は重箱の隅をつつくように研究するのに、記紀を軽んじる人が学者にもいるのは嘆かわしいことです。森浩一さんだけは別です。
魏志倭人伝より100年も後の神功皇后の加耶平定などは史実に間違いありません。考古学の成果ともぴったり一致しています。
ぜひ吉武高木遺跡にもおいでください。

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