双脚輪状文について②2023/05/16

右が可愛すぎる、王塚古墳の双脚輪状文だ。

これは何を基にデザインしたものか?

スイジガイ説があるが、どうも形が似ていない。
私は内行花文鏡(左)だと思う。
ここに挙げたのはほぼ地元の筑前町のもので、王塚古墳にも近い。

ただ、鏡には二つの脚がない。

鏡を乗せる台か。

はたまた、勾玉かとも思う。

というのも、日本人にとって3つの大事な宝、鏡と剣と勾玉。
特に勾玉は金属器が伝わる前の縄文時代から弥生、古墳と、日本人が最も長く作り続けてきた宝である。
それなのに、装飾古墳に鏡(円文、同心円文)や刀剣は描かれているのに勾玉だけないのはおかしいからだ。

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