金製の玉2022/09/24

三種の神器の一つ、玉。
たいていは翡翠やガラスだが、ここ小郡市の干潟遺跡からは金製の玉が出土している。

径9.4mm、高さ8.0mmの小さなものだが、日本で唯一の出土例だという。

干潟遺跡は古墳時代、7~8世紀にかけての大きな集落遺跡で、その土坑に甕や甑などの大型の土器の破片が大量に捨てられていて、その中にこの金の玉が混じっていた。なぜ土器とともに廃棄されていたかは分からないという。

今、小郡市埋蔵文化財調査センターで開かれている「小郡50年展」で展示されている(12月6日まで)。

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