「危機の宰相」たり得るか2022/06/26

岸田総理は2月14日にロシアがウクライナに侵攻するとすぐ「侵略」だと断じてロシアを非難し、ウクライナへの支持を表明した。

このロシアに対する毅然とした強気の姿勢には、いい意味で驚いた。

この素早く明確な意思表明は、岸田さん以外にも可能だっただろうか。
そうは思わない。

日本の首相は国際問題で、世界に先駆けて態度を表明することなど今までなかったのだ。

保守層に今でも人気の高い安倍元総理でも、こうはいかなかっただろう。
何しろ安倍さんはロシアのプーチン大統領と22回も首脳会談をやって、けっきょく手のひらの上で転がされただけだった。
また、2020年春に中国の習近平国家主席を国賓として招こうとしたように、党内の親中派に配慮するなど脇が甘いところがある。

その点、今回、フランスの外交シンクタンクの研究員は「日本の変化に驚いた」という(一昨日24日付産経新聞)。

迅速にロシアへの制裁を決め、ウクライナには自衛隊の装備品を送った。
また、首相は防衛費の「相当な増額」を表明。
選挙中にもかかわらずNATOの首脳会議に出席するという。

※そして速報だが、NATO首脳会議に同じく参加する韓国大統領と会談はしない、略式会談(立ち話)もやらないという。
これは徴用工訴訟や慰安婦問題などで韓国側が具体的な解決策を示していないからで、日本の尊厳と国益を護る会(青山繫晴代表)の申し入れに対しても力強く約束していた通りだ。素晴らしい。

実はこの未曾有の危機の時代に、岸田首相でよかったのかもしれない。

あとは憲法改正で自衛隊を明記し、原発再稼働を強力に推進してくれれば言うことはない。
やってくれると信じている。