鹿児島県立戦争博物館を!③2022/07/05

閉館中の旧鹿児島県立博物館考古資料館の保存活用について、薩英戦争(1863年)から太平洋戦争に至る、近現代80年余りの「県立戦争博物館」にしてはどうかと、鹿児島県知事と県文化財課に要望のメールを出していた。

そのうち、文化財課から返事が来た。

「開かれた活用については,今後検討していくこととなりますので,市民の方からこうした御意見があったということも紹介していきたいと考えております」というお役所的な返事。

しかし、注目点もあった。
「旧考古資料館自体が戦災により屋根などが焼け落ちたことがありますので,その建物自体が戦争の様子を伝える資料であるとも認識しております」というのだ。

おそらく鹿児島大空襲を生き残ったという意味だろう。
ますます、いいじゃないか。

とにかく現状の保存活用案では話にならない。
このままではイベントスペース、シェアオフィス、飲食店にされてしまう。
そんなのは今の鹿児島には他にいくらでもある。
類似施設をさらに増やしてどうするのだ!

今日のひとこと2022/07/05

久しぶりに、今日のひとこと。

IKKO(60)

「人生は巻き戻せない。巻き戻せないなら新しい縁をいっぱい作って60代に向かっていきたい。60代はトロトロしていられないのでロックな気持ちで。魂が弱らないように」

「これから先、私らしく生きていくために、嫌なものや肩の荷を断捨離して落とす。自分の生き方だけ一筋にエネルギーを費やさないと追いつかないなって思っちゃった。いろんな断捨離をし始めたときに、ちょっと楽になって『60代っていいかも』と思った。そこにロックな気分のパンチも持たないと弱っちゃう。それを思いました」

「50代は意外と恋愛を中断していた。60歳からは、どんどんウェルカムで恋愛していきたい」

~輝く60代以上に贈る『第8回プラチナエイジ』の表彰式で


キーワードは、ロック/断捨離/恋愛だ。

あってはならないこと2022/07/12

7月8日に、あってはならないことが起こりました。

時間がたつにつれて忘れるどころか、逆に心にこたえてくる出来事です。

安倍さんへのあのひどい誹謗中傷を安倍さん自身も、日本国も、われわれ国民も許していてよかったのだろうか。

何を書いていいのか分からないので、とりあえずブログを日の丸カラーに変更します。

次できることは国葬だ2022/07/14

以前から青山繁晴議員を通じての自民党入党を考えていたが、ついに申し込んだ。

安倍元総理の暗殺があって、直後の参院選は弔い合戦となり、自民党は歴史的な地滑り的勝利をおさめなければならなかった。

結果は一応、自民党の大勝ということになっているが、歴史的というほどではなかった。
事件がなくてもこれくらいの勝利は予想されていた。

驚いたのは、一国の元総理の暗殺という、あってはならないことが起こったにもかかわらず、被害者の元総理に対する誹謗中傷がツイッター上で続いていることである。

昨日は東京電力の株主訴訟で、福島第一原発の事故に対し、旧経営陣4人に13兆円の損害賠償を命じる東京地裁の判決が出た。

これも同じ穴のムジナだ。

マグニチュード 9.0という史上最大の地震と津波という、未曽有の国難に対して、国全体が一丸とならなければならないのに、まるで個人の責任のようにして「支払いは不可能だから自己破産するでしょう」とせせら笑う原告。

責任のない者に〝死〟を宣告する、まるで東京裁判だ。

安倍さんもいつも「アベ死ね」「叩っ斬ってやる」と死を宣告されていて、挙げ句が狂信者による暗殺だ。

もちろんこんなのは少数派だ。
安倍さんへの献花の長い長い列、あれこそがほとんど大部分の国民の姿であり、多数派だ。

ところがこの少数派の言い分(都合のいい言論の自由や人権)を恐れ、横暴を長年許してきたばかりに警察の大失態を招いた。

こういう、国難に乗じてむしろ国を嘲笑うこの連中を圧倒しなければならない。
圧倒し尽くして滅ぼさなければならない。

しかし、参院選の勝利は物足りなかった。
次には安倍さんの国葬を実現しなければならない。
青山さんはその働きかけをすると言っている。
国葬が実現しないと国民の心は傷ついたままだ。

岸田総理、国葬を決断2022/07/14

今日、安倍元総理の国葬を提言したばかりだが、岸田総理が決断してくれたようだ。

このブログではたびたび岸田総理を評価してきたが(6/26「危機の宰相たり得るか」など)、やはり期待に応えてくれた。

さすが、岸田総理!

圧倒的な国葬で、無礼・非礼・ノイジーな連中を圧倒しよう。

参院選比例代表に見る鹿児島での投票傾向2022/07/18

参院選の比例代表当選者の個人名得票数が都道府県別に報じられている。
鹿児島県で3000票以上を得た16人を挙げてみる。

①窪田哲也(公明) 44,519
②長谷川英晴(自民) 9,863
③鬼木誠(立民) 6,543
④足立敏之(自民) 5,768
⑤藤木真也(自民) 5,696
⑥自見英子(自民) 5,449
⑦辻元清美(立民) 5,088
⑧進藤金日子(自民) 4,645
⑨竹詰仁(国民) 4,315
⑩友納理緒(自民) 3,817
⑪青山繁晴(自民) 3,807
⑫川合孝典(国民) 3,547
⑬赤松健(自民) 3,533
⑭片山さつき(自民) 3,235
⑮福島瑞穂(社民) 3,147
⑯ガーシー(N党) 3,079

公明の窪田が突出しているが、公明新聞九州支局長ということで九州各県で得票が多い。

自民の中で一番の長谷川は全国郵便局長会相談役ということで、郵便局関係の票を集めたと考えられる。

立民で一位の鬼木は元自治労書記長(福岡県職員)で、その関係で票を集めたのは容易に想像がつく。

自民の足立、藤木、進藤は元官僚。
(鹿児島は官僚上がりが強い)
自見は医師、友納は看護師・弁護士。

辻元、青山、赤松(漫画家)、片山、福島、ガーシーは全国的な人気を反映。固定ファンの投票だろう。
(れいわの水道橋博士は1,358票)

国民の竹詰は電力総連副会長。
川合は党参院国対委員長。

なお、以上は当選者であり、西郷さんの末裔という西郷隆太郎(維新)は落選したので鹿児島での得票は分からない。地元紙には載っているかもしれない。

また、鹿児島選挙区の方ではこの西郷隆太郎の妻歩美が無所属で出馬。こちらも落選したものの14.75%(3位)というそれなりの票を取った。
経歴は民主党区議、都民ファ都議で、野党系であるようだ。

ちなみに同選挙区は自民党が議席を取ったものの得票率は46.01%で、対抗の立民候補も29.24%の18万5055票獲得している。
比例代表の当選者の立民・社民・共産・れいわへの票の合計は29,379。落選者や政党名を書いた票を加えても倍の6万票くらいだろうから、選挙区の18万票との差はどう考えればいいのだろうか。

憲法条文の並べ直しを2022/07/18


日本国憲法の中でも特に重要な第12条が忘れられているか、故意に隠蔽されていると思う。

第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う。

この大前提があってこその以下の個別の自由である。

第19条 思想及び良心の自由
第20条 信教の自由
第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由
第22条 居住、移転及び職業選択の自由 ②外国に移住し、又は国籍を離脱する自由
第23条 学問の自由

ところが、安倍元総理暗殺で故人を冒瀆することも「言論の自由」だと思っている人が一般人だけでなく知識人の中にも散見する。
「公共の福祉」の観点から、「他人を侮辱する自由」がないのは自明のことだ。

これがないがしろにされるのは、社会も学校もマスコミも、自由には「公共の福祉」という責任を必然的に負うことを教えないからだが、第12条と第19条以下が少々離れているせいでもある。

憲法改正の際には、第12条のすぐ後ろに個別の自由を置く必要がある。