参院選比例代表に見る鹿児島での投票傾向2022/07/18

参院選の比例代表当選者の個人名得票数が都道府県別に報じられている。
鹿児島県で3000票以上を得た16人を挙げてみる。

①窪田哲也(公明) 44,519
②長谷川英晴(自民) 9,863
③鬼木誠(立民) 6,543
④足立敏之(自民) 5,768
⑤藤木真也(自民) 5,696
⑥自見英子(自民) 5,449
⑦辻元清美(立民) 5,088
⑧進藤金日子(自民) 4,645
⑨竹詰仁(国民) 4,315
⑩友納理緒(自民) 3,817
⑪青山繁晴(自民) 3,807
⑫川合孝典(国民) 3,547
⑬赤松健(自民) 3,533
⑭片山さつき(自民) 3,235
⑮福島瑞穂(社民) 3,147
⑯ガーシー(N党) 3,079

公明の窪田が突出しているが、公明新聞九州支局長ということで九州各県で得票が多い。

自民の中で一番の長谷川は全国郵便局長会相談役ということで、郵便局関係の票を集めたと考えられる。

立民で一位の鬼木は元自治労書記長(福岡県職員)で、その関係で票を集めたのは容易に想像がつく。

自民の足立、藤木、進藤は元官僚。
(鹿児島は官僚上がりが強い)
自見は医師、友納は看護師・弁護士。

辻元、青山、赤松(漫画家)、片山、福島、ガーシーは全国的な人気を反映。固定ファンの投票だろう。
(れいわの水道橋博士は1,358票)

国民の竹詰は電力総連副会長。
川合は党参院国対委員長。

なお、以上は当選者であり、西郷さんの末裔という西郷隆太郎(維新)は落選したので鹿児島での得票は分からない。地元紙には載っているかもしれない。

また、鹿児島選挙区の方ではこの西郷隆太郎の妻歩美が無所属で出馬。こちらも落選したものの14.75%(3位)というそれなりの票を取った。
経歴は民主党区議、都民ファ都議で、野党系であるようだ。

ちなみに同選挙区は自民党が議席を取ったものの得票率は46.01%で、対抗の立民候補も29.24%の18万5055票獲得している。
比例代表の当選者の立民・社民・共産・れいわへの票の合計は29,379。落選者や政党名を書いた票を加えても倍の6万票くらいだろうから、選挙区の18万票との差はどう考えればいいのだろうか。

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