パワハラは何十年たっても忘れない2021/08/18

一昨日、新聞社の枕崎支局時代を回顧したばっかりに、嫌なことを思い出した。

私は同支局時代から突然、会社の上層部ぐるみのパワハラを受け始めた。

本社での支局長会議のあと、編集局長が私に残るように命じ、何を告げたか。

枕崎の今急冷市長が、拾田社長に支局長を代えてほしいと訴えている。どうするかというのだ。
今急冷と拾田は鹿児島大学の先輩後輩の仲だという。

どうするかと言われても、寝耳に水だ。
なぜ?と戸惑いながらも「残留させてください」というしかなかった。

それから地獄が続いた。
拾田の命を受けた、汚元次長や蟻川社会部デスクが毎日、執拗に嫌がらせを続けた。
特ダネを書いても嫌味を言われるのだから、たまったもんじゃない。
汚元にいたっては、休日にこっそり枕崎支局管内まで来て、私に黙って祭りの写真を一面に載せるという侮辱をおこなった(ほぜどん事件)。
https://restart.asablo.jp/blog/2017/08/23/8654126

私のようにアドリブで言い返せない人間は黙り込んで不平を伝えるだけだ(もちろん相手にとっては屁でもない)。

毎日毎日がつらかった。
死のうと思った。

実際、自ら命を絶った人間は喧嘩のできない、おとなしい人間ばかりだ。
志布志支局へ赴任直後行方不明になったK君。
私の同期のM君は、私と同じ編集部デスク時代に亡くなった。

どちらも縊死だ。

私は家族のことを考えると、何とか50歳の選択定年まではと歯を食いしばって生き延びた。
社員は皆、私の心情を知らないから、退職金の割り増しと年功金をもらってさっさと辞めやがったと憎らしく思っていることだろう。

が、追い詰められた私に他の選択肢はなかった。

コメント

_ toshi ― 2021/10/12 08:55

この汚元(北元)静也という男はパワハラだけでなく、私の本を泥棒しました。
私が文化部の自分の机の本棚に置いていた本、そのころ毎日必要ですぐ手元に置いておいた本がある日なくなってました。私は焦りました。
しばらくして北元が来て「あの本は借りたでね」と平気な顔で言います。奴にとっては人の本を持ち逃げするなど当たり前なのでしょう。私は大変困りましたが、けっきょく北元は本を返しませんでした。
パワハラの嫌な思い出と共に、忘れることが出来ません。

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