今日のひとこと2021/08/19

阿比留 瑠比(産経新聞政治部編集委員)

ちなみに左翼の人は、私や産経新聞のことを自民党の応援団とか幇間のようによく言うのですが、現職の自民党首相や複数の元幹事長その他から弊紙のトップに何度も部署を変えろだとか阿比留の記事は問題だとか抗議を受けている私が幇間ですか。

~8月18日同氏のFacebook


阿比留さんもそうでしたか。
気に食わない新聞記者に対して、政治家が新聞社のトップに部署を代えろと言ってくる。
私も昨日書いたことでした。
それを私に伝えたのは編集局長だが、局長はその前に当然、汚元に「こういう話があるんだが、どうか」と私について尋ねただろうし、汚元は蟻川に尋ねして、私へのパワハラ(日常的な侮辱)が始まったのだろう。
奴らには社内の人間を社外から守るという発想はなかった。

今日のひとこと2021/08/19

エクストラポレーション(外挿)とは

SFで例えば、「流刑の惑星」というものを書こうとするときに、誰もそんなところに行った人はいないわけです。
そこで、オーストラリアの歴史を調べる。
オーストラリアはかつてイギリスの流刑地でしたから。

~NHK BSプレミアム「“復活の日”の衝撃〜コロナ“予言の書”〜」


つい先ほど再放送を垣間見て、印象に残ったところを書き留めておく。
だから正確ではない。
語っていたのは豊田有恒だったようだ。
なるほど、SFの世界はそうやって構築していくのかと思った。

今日のひとこと2021/08/19

額田王

熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな

(熟田津から船出をしようと月の出を待っていると、待ち望んでいたとおり、月も出、潮の流れもちょうどよい具合になった。さあ、今こそ漕ぎ出そうぞ。)

~伊藤博『萬葉集釈注1』(集英社文庫)


学校でも教えるこの歌だが、詳しい歴史的背景を聞いた覚えはない。単に船出の歌だと思っていた。

実は百済が新羅・唐の連合軍に攻められ、日本に援軍を求めてきたのである。
わが国はただちに要請に応じ、女帝の斉明天皇自ら、661年正月6日、難波津を出航し、筑紫に向かった。船には中大兄皇子や大海人皇子も同乗していた。

途中、伊予の熟田津(にきたつ、愛媛県道後温泉あたり)で、68歳の女帝は約70日間疲れをいやす。
そして再び出帆するときの歌である。

船は3月25日、現在の博多港に到着し、その後、斉明天皇は「筑紫の朝倉の宮」に移る。しかし、7月24日、天皇は朝倉宮で崩御する。まさに朝鮮のためにご老体を犠牲になさったわけだ。昔から日本に頼って迷惑ばかりかける国だ。学校でもそうしたことをきちんと教えなければいけない。

ところで、この朝倉宮は正式には「朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)」と言って、福岡県朝倉市須川にその跡と記した碑が建っているが、これは確定しているわけではない。

実際、現地はいかにも遠すぎて不自然だ。
だから、小郡市上岩田遺跡説や大宰府政庁説が出ているのは当然だろう。
地元としては小郡説に期待している。

今日のひとこと2021/08/19

山本夏彦

尾崎[秀実]は朝日新聞の記者で満鉄の嘱託で近衛首相のブレーンの一人で、その立場を利用して得た情報をゾルゲを通じて敵側に提供した。
この尾崎秀実の評価は、戦争中と戦後では手のうら返すように変った。戦争中尾崎はスパイで売国奴で極悪人だった。戦後尾崎は志士で仁人で愛国者になった。しまいには新劇のヒーローになった。「オットーと呼ばれる日本人」というのがそれである。
言うまでもなく戦争中、すこしでも尾崎をかばうのは危険だった。かばえば尾崎の仲間だとみられ、うしろへ手が回った。
戦後は違う。尾崎を許すも許さないのも自由なはずである。自分は尾崎を許さないと言っても、うしろへ手は回らない。
一億の日本人の大半は、まだ尾崎と和解してないはずである。それなのにその声は新聞に出たためしがない。出るのは手を替えしなを替え尾崎をほめる言葉だけである。こうして尾崎をとがめるのはタブーになった。

~『「夏彦の写真コラム」傑作選1』(新潮文庫)のうち、「週刊新潮」1979年8月30日号


尾崎秀実批判はタブーだったのか❕
そんなこととはつゆ知らず。
拙著『花に風 林芙美子の生涯』は、「朝日新聞と戦争と共産主義」を視点に据えており、思う存分に尾崎批判を書いているので、ぜひとも読んでいただきたい。
私はタブーに触れていたのか❕❓

何をすればいいんだ❕2021/08/19

緊急事態宣言だの蔓延防止措置だの、よくぞ勝手に、簡単に出してくれるよね!

そうなると、時短とか休業要請とかで、飲食業ばっかり話題になるけど、そればっかりじゃないんだよね。

宣言を出すのが、国や県だから、公共施設を真っ先に閉めるでしょう。
命令するのが簡単だし、お手本を示さないといけないだろうし。

これ、なぜかテレビとかでも問題にしないけど、これが困るんだよ。

身近なところでは図書館。
これがずっと閉まってる。
いや、開けてるんだけど、予約したのを窓口で受け取るだけとか、もう閉まってるのと同じ。

あと、美術館、博物館、歴史資料館、文学館、動物園、水族館、etc etc。
夏休みだけど、子供たちに勉強するな、遊ぶなと言ってるのと同じ。

私の場合で言うと、太宰府にある九州国立博物館のボランティアをやる予定が、またまた延期になってしまった。

買い物に行くな、飲食に行くな、旅行するな。
公共サービスはストップ。

ちょっといい加減にしてほしい。
日本のコロナ対策は「お願いベース」でしかないとよく言うが、ちょっと違う。
日常生活に不便を与えること。毎日、不安を煽ること。こればっかりだから反発を買っているのだ。
しかもこれだけ長期にわたって不便を強いられながら、出口戦略は一向に示されない。
人々はすることがなく先の見通しもなくイライラしているのだ。

一刻も早く、コロナの分類を実質1類扱いという最も危険な感染症から5類に落として、普通の病気として開業医に治療させること。それしかないんだよ!!