双脚輪状文=太鼓説を唱える ― 2025/02/05
装飾古墳の文様の中で、スターは双脚輪状文だ。
スターだけに神秘に包まれ、何を表わしているか分かっていない。
私としては〝太鼓〟であると考えている。
ちなみに誰も言っていない。
だいたい8時28分(はにわ)をおしらせします。
— がちゃん|古代フェス|古代press (@kodaipress) January 18, 2021
ドコドン!
太鼓を持った人物の埴輪は存在するけれど太鼓単体で表現されているのは、今現在この太鼓形埴輪のみです。
古代バンドの楽器に加えたい!#はにわ時報 #古墳 #発掘された日本列島2020 #中津市歴史博物館 #宮崎県 #百足塚古墳 pic.twitter.com/j7YCY5bXWr
百足塚古墳の埴輪は、宮崎県新富町総合交流センター「きらり」内資料館に展示されているようだが、展示は不定期とのことで行くときは確認が必要だ。
今城型相似墳について ― 2025/02/03
内容は多岐にわたるが、まずは古墳から一つ。
群馬県藤岡市の七輿山古墳は、継体天皇の墓とされる今城塚古墳と〝相似墳〟であるという。
飾ってあった円筒埴輪は、地元の技法とは隔絶しており、今城塚など近畿の古墳と類似しているという。
小澤太郎(久留米市文化財保護課)の論文「岩戸山と今城塚」に、今城塚古墳の相似墳として挙げられている中には七輿山古墳はない。
①断夫山古墳(名古屋市熱田区の熱田神宮公園内)
②味美二子山古墳(愛知県春日井市二子町)
③西山塚古墳(奈良県天理市、最近宿ができた)
④五ヶ庄二子塚古墳(京都府宇治市五ケ庄大林)
といったところだ。
①②は継体天皇2番目の后の目子媛あるいはその父親の尾張連草香、③は最初の后の手白香皇女、④は継体の擁立に深く関与した人物がそれぞれ被葬者として考えられている。
では、七輿山古墳の被葬者はどういう人物か?
『時空旅人』昨年11月はにわ特集号に、ちょうどその記述を見つけた。
七輿山古墳のある藤岡地域は、日本書紀安閑天皇2年(535)に緑野屯倉が置かれた場所。
被葬者は上毛野君小熊との説があるという。
さて、継体天皇の敵となった筑紫君磐井の墓とされる福岡県八女市の岩戸山古墳が今城塚相似墳であるとの前掲論文で小澤は「岩戸山古墳が寿陵であると考えるならば、築造以前に倭王権側によって今城塚型の設計が『配布』され、その貢献度によって規模が決定されていたのかもしれない」という。
さらに、昨年11月末の古代史研究フォーラムのトークセッションでは「同月の古代出雲シンポジウムで、天理市の別所大塚古墳が岩戸山と極めて近しい相似形であり、物部麁鹿火の墓候補の筆頭だとの発表があった」といい、ここは今後追及していきたい点である。
鉄挺は鉄斧か ― 2024/12/21
どうして斧鉞なのか、と分からなかったが、よく博物館に展示してある「鉄挺=鉄素材」、あれは鉄斧、しかも祭祀用の鉄斧なのかもしれない。だから、継体天皇は物部麁鹿火の勝利を祈念して鉄斧を授けたと考えられないだろうか。
鉄挺=鉄素材という従来の単純な理解には問題があることが分かってきているので注意が必要。chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://t.co/4oKNLFr8IS https://t.co/qxIdbCZoQG
— 岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko (@mysterious_bow) December 20, 2024
鳥の羽根3本つけた冑の武人 ― 2024/11/10
ワイの冑は異形冑だ、イェ~イ‼️🕺
— あると紀は (@oosazakikun) November 9, 2024
兵庫県丹波篠山市 雲部車塚古墳 三角板鋲留異形衝角付冑を被り武力を示す王
兵庫県立考古博物館 pic.twitter.com/wsyircS3P6
研究発表しました ― 2024/04/28
私も発表者の一人です。
ぼく、きゅうおに!
— 九州歴史資料館 (@kyureki_kyuoni) February 22, 2024
20日(火)、歴史の研究や調査を自主的に行っているボランティアさん同士で「自主研究交流会」が行われたよ。今回は「#石垣高尾遺跡 の調査成果報告」「綿グループの活動と古代機織り具制作の取組」「#五郎山古墳 の被葬者解明」の3つの研究発表。会場は熱気でいっぱいでした! pic.twitter.com/ysXLzs9bd6
横穴の装飾に感激 ― 2024/03/17
熊本の装飾古墳一斉公開のついでに見た鍋田横穴群が、思いがけず素晴らしかった。
— コラムニスト-1.0 としどん (@tossiee) March 16, 2024
長岩横穴群も見られてよかったが、民家の脇を通らないといけないので、もう行くことはないだろう。 pic.twitter.com/uutIhz2TC2
横山古墳の双脚輪状文 ― 2024/03/17
チブサン古墳→オブサン古墳→鍋田横穴→岩原双子塚古墳→横山古墳→岩原横穴→長岩横穴→江田船山古墳と回った。
横山古墳には、彩色画のスター、双脚輪状文がある。
これまで見た弘化谷古墳、王塚古墳のそれははっきりしなかったが、横山古墳のはよく見えた。
特に左袖石の双脚輪状文はけっこうくっきりしている。
右袖石も肉眼では見えた。
しかも写真撮影OKはありがたい。
双脚輪状文自体が不思議な文様だが、その中でも横山古墳石室の左袖石にあるものは非常に独特だ(下段の右から3番目)。さすがにここまではっきりは見えなかったが、どうでしょう? pic.twitter.com/0LZkUVEL10
— コラムニスト-1.0 としどん (@tossiee) March 16, 2024
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