息子は無事2011/03/12

息子のいる東京・三鷹もかなり揺れたようだ。
2階建ての普通にしっかりしたアパート。

最初ずっと震度2くらいでグラグラ揺れていたが、なかなか揺れが収まらず、すると地鳴りのようなものが聞こえてきて「これはまずい!」と思ったそうだ。

机の下に駆け込んだ次の瞬間、どっかーん、というもの凄い揺れ。

周りで物が崩れていくのを机の下から見ているしかなかった。
机や棚の上の物、本棚の中身も全部崩れた。割れ物は一つもなかった。
運が良かったほうだという。

市原の知人、無事2011/03/12

千葉・市原に住む知人にメールで様子を聞いてみた。

家は、コスモ石油の爆発の爆音と炎が見えるところだという。

最初の地震のときは友人たちとランチを食べていた。
そのうちの一人の娘がニュージーランドのクライストチャーチ病院で研修医として働いていて、今日12日一時帰国する予定だったので「地震は怖いわね」と話していた最中の地震だったという。

怖かったが、友人と一緒だったおかげでパニックにならずにすんだそうだ。

夕方は家に一人だったから怖かったが、夜中に娘(たしか社会人なりたて)が歩いて帰って来て、昨夜は二人で普段着のままコタツで横になっていたという。
12日午前現在、鎮火していないので、外に出るとガス臭いそうだ。

クライストチャーチといえば、オーストラリアの大学教授が11日に東日本を襲った大地震と2月22日にクライストチャーチ付近で発生した地震が「関連しているのはほぼ間違いない」としているそうだ。(時事通信)

教授は、同じく環太平洋火山帯に位置するインドネシア・スマトラ島沖の2004年12月の大地震の2週間前にもニュージーランドで地震があったと指摘。地質構造プレートは常に動いており、ある場所でずれが生じるとほかの場所にストレスが生じ得るとし、地震や津波が続いて起こることは異常なことではないと述べた。(ここまでYahoo!ニュースから引用)

この説は説得力がある気がする。
そうなると、石川や長野、新潟で続けて地震が起きているのがとても不気味だ。

水戸出身の知人、無事2011/03/12

東京・紀尾井町で弁護士をやっている同級生が facebook にメッセージを寄せている。

事務所が細長いビルで3階部分は無事だったが、事務スペースの7階は本棚の本が散乱して書類も吹っ飛んでしばらく業務ができなそうな状態だという。幸いけが人はなかったそうだ。

水戸の実家と全く連絡が取れずに心配していたが、家族・親戚とも無事だと分かってひと安心。ただ、家はひどい状態だという。
本人は自宅(渋谷区だったか)で割れたカップ等を片づけている。

全く余談だが、紀尾井町はわが郷土の大久保利通が住んでいて、明治11年に暗殺されたところ。
その殉難の碑があるはずで、昨年そのあたりを何度もさまよったが見つからなかった。
そこに事務所があるんだったら、訪ねていけばよかったなあ。

テレビ報道の軍配は2011/03/12

今回の巨大地震ではテレビに釘付けだ。

かつて、大きな災害や事件であればあるほど、NHKが民放を圧倒し、ふだんはNHK嫌いな人も「やっぱり大ニュースはNHKか」と認めざるを得なかった。

しかし、今回はどの民放もNHKとじゅうぶん互角にやっている印象だ。
報道の中身も遜色なく、12日正午現在、CMはいっさい抜きで、24時間ぶっ通しで報道を続けている。

阪神淡路大震災でテレビ報道が非常に貧弱だった反省もあるだろうし、なによりキー局のある東京でも被害があったので本気になった面もあるだろう。

これだけやれれば、NHKは要らないかも…?

ただ、これから消耗戦になるので、民放がどこまで収入度外視で持ちこたえられるか。結局国民の情報手段はNHK頼みになるのだろうか。

受信料値下げの議論をうやむやにし、6000億円以上もの予算をほしいままにしているNHKにはそれだけのものを見せてほしい。

国家的危機2011/03/12

これまで生きてきて、今回の東日本巨大地震は最大の国家的危機だ。
余震も津波も一向に収束しないのはこれまでの災害と違った異常な感じがする。

国民1人1人が立ち上がらないと、日本は文字通り沈没してしまう。

特に西日本の人間は東日本を救わなければ。

東京では食料飲料生活用品の買い占めで、コンビニも薬局も棚がすっかり空だという。

まだ素人が現地に行くような段階ではない。
今のところ寄付とか献血くらいしかできないが、できることからやろう。