自粛強化でなく、細々とでもチャレンジを2020/08/10

日本では検査増のために新規の陽性者数は増えているが、重症者率は減っている。

第一波がピークを迎えた4月30日の重症者は328人だった。

これに対し、8月5日の重症者数は88人。

感染者の数より重要なのは、もちろん重症者や死者の数。
死者もまだ1023人だ。

それなのに、自粛はますます強化されている。

二度にわたって延期されていた九州国立博物館のボランティア研修を、とうとう中止するという連絡が来た。

何でも中止するのはよろしくない。
細々とでもやるべきだ。
その中でノウハウも蓄積される。

たとえば今日から甲子園で高校野球の各チーム一戦のみの交流試合が始まった。
完全な形でできないのなら、こういう変則方式でもやるべきだ。
コロナ下での試合開催の仕方が見えてくるだろう。一歩前進だ。
何もしないのだったら模索はない。試行錯誤の財産は残らない。

やらないと決めた人たちは一体いつやるというのか。
社会が完全に安全安心になってからか。

ばかなワイドショーは相も変わらず「PCR教」だが、PCR検査の3割は誤りなのだ。

そんなことより、日本の重症者率が下がっている事実に目を向け、あらゆる活動を少しずつでも再開する方向でやっていくべきだ。
そうしないとオジサンはすることがないよ!