良書は参考文献からたどれ!2022/02/15

Twitterで「大学生は死ぬほど本を読め。朝から晩まで読め」という人がいて考えた。

本はただ読めばいいのではなく、どんな本を読むかが大事だ。
どうでもいい本を大量に読んできて時間を無駄にした私が言うのだから間違いない。

では、どうすれば読んで無駄にならない本、いわゆる良書を見つけることができるのか。

私はビブリオバトルとか各地の個性派書店でやっている本を薦めるイベント、読書会や朗読イベントを信用していない。
言っちゃ悪いが、素人同士で本を薦め合ってもロクなものには当たるまい。

そもそもいわゆるお洒落なセレクト書店なるものが信用ならない。

私は1970年代後半に大学生活を送ったが、当時は学生運動後のサブカルチャー全盛期だった。
今セレクト書店に並んでいる本は、この流れを汲む本なのだ。
表紙が変わっただけで中身は何も変わっていない。
おしゃれなようで実に古臭い。
裏に潜んでいるのは体制に反抗的な姿勢だ。
今のフェミニズムやジェンダーフリー、LGBTQ、SDGs、ポリコレ、みんなそうだ。

読むだけ無駄の本の洪水の中で、どうやって読むべき良書を探すか。

幸いにもいい本に出合ったら、巻末の参考文献を活用することだ。
作家と呼ばれるような人はやはりいい本を知っている。

そして今はネットという便利なものがある。
参考文献の中で気になるものがあれば、ネットで調べてその概要や評価を知ることができる。
そうしてその本を購入したり、図書館で借りてみたり。
そうやって自分の興味を深掘りしていく。
この地道な作業だけが、流行に左右されない真の読書につながると思う。

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