斉明天皇②2022/03/10

皇太子・中大兄皇子(のちの天智天皇)は、母斉明天皇のご遺骸の置かれた御陵山の山腹(今の社殿のある所)に丸木で忌み殿をお建てになって、一日をひと月として12日間、喪に服された。

このため、ここを「木の丸殿」(このまるでん)と呼んでいる。

そのときの御製が新古今集に採られている。

朝倉や木の丸殿に我居れば名のりをしつつ行くは誰が子ぞ

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