インドネシアの蛇行剣2023/03/24

1/26「蛇行剣とは」に書いたように、畿内と南部九州から出土する、くねくねと曲がった不思議な剣。

インドネシアでは「クリス」と呼ばれる蛇行剣が今も作られ、使われているという。

九州国立博物館4F第9室に展示中。

インドネシア国立芸術大学スラカルタ校製作、全長48.5㎝、1999年。

「インドネシアの伝統的な剣で、特殊な霊力が宿るとみなされている。現在でも、儀式や芸能の時に正装の男性が腰に差す。
本作は中部ジャワのスラカルタで作られ、研磨はしていないものの伝統的な手法で作られている。
剣身は蛇行し、屈曲は11回。鋒は丸い。」

時代も場所も全く関係ないが、日本の古代の蛇行剣の出来たばかりの姿を彷彿とさせるようだ。

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