リアル羽白熊鷲 ― 2023/06/04
#古代メキシコ展 のキービジュアルにある人物像👨#アステカ文明 の勇敢な軍人を表す
— 特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」 (@mexico2023_24) June 3, 2023
「鷲の戦士像」です🦅🦅🦅
頭から脚までおおったワシの衣装が特徴的で
首都テノチティトランにある「鷲の家」
に飾られていました。
高さ170センチある等身大の像は必見です🔍🌟 pic.twitter.com/GGYYiMTedI
今年2月1日付で2回にわたって「羽白熊鷲」について書いた。
その名の通り、翼があって高く飛ぶことができたという。
鳥人か鳥装した司祭か、はたまた天狗の元祖かと考察してきた。
まさに打ってつけのビジュアルを見つけた。
東博の古代メキシコ展で近く展示される、鷲の戦士像である。
どちらも鷲であるところが興味深いが、時代はかなり違う。
鷲の戦士像はアステカ文明の1469~86年。
羽白熊鷲は神功皇后の時代、4世紀である。1100年違う。
古代メキシコ展は10月、九博にも巡回する。
170cmもあるという、鷲の戦士像に会えるのが楽しみだ。
ところで、羽白熊鷲が神功皇后に討たれた「層増岐野(そそきの)」という所は、語感からして今の筑紫野(つくしの)だと考えている。
というのも、熊鷲を討って皇后は「心安らかになった」として、そこを安(夜須)と名づけたからだ。
夜須は現在、筑前町だが、筑紫野市との境にある。
そうすると、羽白熊鷲が「命尽くしの神」として筑紫神社に祀られたというのが地理的にも自然である。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://restart.asablo.jp/blog/2023/06/04/9591817/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。