「素敵なダイナマイトスキャンダル」を見て2018/03/24

昨日、映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」を見に、中洲大洋劇場まで行ってきた。
いつもは車で筑紫野イオンシネマに行くのだが、この映画は上映館が限られていたのだ。

そこまで映画ファンじゃないのだが、下世話な興味があった。

昭和のエロ雑誌編集長の末井昭の自伝エッセイを映画化したもの。
ちょうど今月上旬、産経新聞の5回連続インタビューに末井氏が登場していて、第4回に「えっ?」となったのだ。

末井氏の現在の妻は神蔵美子さんという人だが、出会ったとき(20年ほど前のようだ)、「新進気鋭の文芸評論家・坪内祐三さんの妻でした」とあるではないか。

坪内なら、早稲田大学の雑誌サークル「マイルストーン」の後輩だ。

末井氏の話では、「格好良くて、美子ちゃんから彼の人柄の素晴らしさや見識の高さを聞くたびに、自分と比べて落ち込みました」とある。

私の知っている坪内とは違う。だいたい、そんな素晴らしい人間なら、捨ててエロ雑誌のおかしな編集長の元に走ったりしないだろう。美子さんは「好きな人が出来たから家を出ようと思う」と坪内に告げたという。

きっと〝寝取られ男〟に対する憐みか皮肉、余裕による発言だ。
実態はどう描かれてるんだ?
確認のために行ったと言っていい。

残念ながら、映画は美子さんに会うところまでは行かなかった。

でも、懐かしくて面白かった。
末井氏は10ほど年上だが、活躍したのはあの1970年代~80年代初めの時代だ。
私の学生時代から社会人なり立ての最も懐かしい時代だ。
柄本佑も末井昭役にぴったりだった。

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