目的を見失っていないか2020/04/09

緊急事態宣言の目的は、武漢コロナウイルスから身を守ること。
自分の命のためなんだ。今はお互いじっと我慢しようよ。

それなのに、営業自粛を要請するなら金銭を補償しろ、と変な方向に向いている。
まるで日本政府がコロナを流行らせたかのようだ。
要求するなら中国にしろ。そう考えるアメリカ人は正しい。
敵は中国だ。ウイルスだ。

自粛や隔離に対するマスコミの報道は、いつもおかしい。

クルーズ船を隔離すれば、「船内に閉じ込められて可哀そう」。
学校を休校にすれば、「子供たちが家に閉じこもって可哀そう。共働きの親は大変」。
観光客を入国禁止にしたら「観光地が打撃を受けて大変。気の毒」。
「たった数週間じゃないか、日本国民一丸となって戦おうよ」なんていうのは一つもない。
(3/12付本ブログ参照)

だいたい、緊急事態宣言をしても強制力はない、何も変わらないと首相もマスコミも強調しすぎた。

もっとも、安倍総理とマスコミの意味するところはまるで違う。
安倍さんの場合、例によって気配りしすぎる性格から、国民に不安を与えたくないとおもんぱかってのことだ。
左翼マスゴミは国に強権を持たせたくないとの一心だ。

「これまで通り」なら、どうして緊急事態宣言なんだ。
なんにも強制力はないばかり強調するから、各国から「なんだ日本の宣言は」といわれることになる。

安倍総理の説明は生でずっと聞いていたが、悪くはなかった。
しかし、今は不安を抑えるより、「苦しくても数週間、日本国民一丸となって戦おう」ともっと危機感に訴え、団結を呼びかけるべきだった。

もっとも、どんな説明をしようが、左翼マスゴミは粗を探すだろうが。

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