今日のひとこと2021/08/25

石平(せきへい、評論家)

つまり、朝鮮半島の国々は歴史上、「被害者」というよりも、「加害者」の側面が強かった。日本、中国、ロシアなど周辺の国を巻き込んで迷惑をかけるトラブルメーカーだった。いまなお、国際ルールや国同士の取り決めを平然と破っている態度をみれば、これもうなずける。こういった視点は、あまりなかったと思います。
(中略)
強者である中国に追随して保身を図る「事大主義」の朝鮮は、中国を宗主とする華夷(かい)秩序の中で、自らを「小中華」と称していました。江戸時代に日本へ度々やってきた朝鮮通信使の見聞録などを見ると、日本人のことを「血が汚れている」とか、「獣」扱いにして、〝見下して〟いたことが分かります。友好親善の使節などではなかったのです。

~産経新聞8月25日付「話の肖像画」㉔


本ブログ19日付に、朝鮮は古代から日本に頼って迷惑ばかりかけていたと書いたが、石平氏も本日、同じことを書いている。

また、後段の朝鮮通信使。
いかにも友好親善の美談に仕立て上げられているが、とんでもない。

徳川幕府と朝鮮との間に立ってきた対馬の宗氏は、長年、朝鮮から「愚弄軽侮」を受け続けていた。

明治3年11月、藩主から藩知事となった宗重正は、もうこれ以上、朝鮮交渉の役目は御免こうむりたいと新政府に切々と訴えている。

九州国立博物館には宗氏文書が大量に所蔵されている。
同館は朝鮮通信使についてどうとらえ、どう発信しようとしているのか、展示解説ボランティアをやる予定(コロナで延期中)なので興味津々である。

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