このままゼレンスキー大統領に国会演説させるわけにはいかない2022/03/17

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会でオンライン演説し、「1941年の真珠湾攻撃を思い出してほしい。米同時多発テロを思い出してほしい。空からの攻撃で街が戦場になった。私たちはロシアによる空からの攻撃で毎日、毎晩、この3週間、同じことを経験している」と訴えたという。

ルーズベルト米大統領が日本に突き付けたハル・ノートは、現在プーチン大統領がウクライナに要求している非軍事化・中立化よりずっとひどいものだった。

すなわち1931年9月(満州事変)以後の日本の行動はすべて侵略であり、承認できない。日本は支那および印度支那から一切の軍と警察を撤収すべし、重慶の蒋介石政権を承認して南京の汪兆銘政権を認めてはならないと要求してきたのだ。

「ハル長官の、真意深く蔵して現はさず、巧みに応接して時をかせぎ、日本の物資の日に日に消耗して、戦力やうやく低下するを見すまし、時分は良しと頭巾を脱いだ、その巧妙に驚かされます」(平泉澄『日本の悲劇と理想』)

追い詰められた日本は先制攻撃しか勝ち目がなかった。
アメリカが真珠湾攻撃を予想していたのは今では明らかになっている。

認識を改めない限り、ゼレンスキー大統領の国会演説をさせてはならない。

そうでないと日本はまた歴史戦で負けたことになる。

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