土器の違いは食生活の違い?2023/06/03

複雑怪奇な縄文土器が、なぜシンプルな弥生土器に劇的に変わったのか、正直よく分からなかった。
こういう根本的な問題ほど、明快な説明がないのは世の常。

福岡市博物館の展示にヒントがあった。

弥生時代は水田稲作が始まった時代。
当然、炊飯は土器だ。

新しい形の煮炊き用土器が普及し始める(板付式)。
ふちが外に張り出して蓋をかけやすい(のせやすい)、持ちやすいという。

大型の土器でいろんな食材をごった煮にした縄文時代と、米だけを炊く土器が現われた弥生時代の違いということかな。

しかし、なぜ弥生土器の蓋は出ないんだろう。
いや、正確に言うと、土器の蓋は出ているようだ(見たことはないが)。
でも普通に考えて木製の蓋を使っていたと思うのだが、木だから腐って残っていないんだろうか。

また、縄文と弥生とのデザインの違いは、素人考えだが、縄文の食事がある意味、祝祭的な空間だったのに対して、弥生ではそうした意味を失ったせいではないだろうか。

栗のフィギュアに見えますか2022/11/04

青森県・亀ヶ岡遺跡、縄文時代(4000~3000年前)の土偶。
九州国立博物館4Fに展示中。

竹原史人『土偶を読む』では、土偶は女性像などではなく、当時の縄文人が食べていた植物をかたどったフィギュアだとする。

写真の土偶の場合、栗がモチーフだというのだが、これは比較的わかりやすい。

縄文人は栗林を育てて、食料や木材にしていたから、栗のフィギュアをつくって豊作を願ったり、信仰していてもおかしくはない。

今日のひとこと2021/08/14

稲川淳二(怪談家)

Q健康へのこだわりは?

粗食。朝ごはんしか食べない。最近は毎日、コンビニの冷やし中華です。

~産経新聞本日(8/14)付10面(読書面)

竹田恒泰なぜラーメン屋2020/05/11


じゃあ、いつ、どうしてラーメン屋になったんだろうと調べてみたけど、どうもよく分からない。

『利尻昆布ラーメン くろおび』という虎ノ門にある店で、2017年9月に大門から移転オープンしたというから、少なくともその前からラーメン屋をやっていたというのは分かる。

でもやっぱり動機が知りたい。
これだけ売れてるんだから、生活が苦しいってことはないと思う。

私も一応、福岡竹田研究会に会員登録していて、2、3度、話を聞きに行ったからね。少しは関心があるわけよ。
(ちなみに政治漫談としてはかなり面白い。2、3時間しゃべりまくるエネルギーはすごい)

あっさり系ラーメンの王道ってのも一度食べてみたいね。
「ラーメンのほか、餃子、チャーシュー盛りやアルコール類も取り扱っていますので、ちょい呑みなどでもご利用いただけます」だって。

↓13日にはfbにこんな投稿も。コロナに負けず。

鹿鳴館気分で食する2018/09/19

明治維新150年で、佐賀では「肥前さが幕末維新博」を展開している。
佐賀城からほど近い、かつて県警本部だったという「さがレトロ館」はふだんからレストランのようだが、この期間中は「ユージアム・サガ」と称して維新にちなんだ特別メニューを出している。

食べたのは、かつて鹿鳴館で使われた食器の復刻版で供される「和魂洋才コース」。

そうそう、その前に「徴古館」で、11代藩主で侯爵の鍋島直大と栄子夫人の肖像やドレスに触れて気分を高めることも忘れず。

コースはどれも見た目が美しく、味も良い。
特に野菜がうまい!

雰囲気もいいし、3500円とリーズナブル。絶対おすすめします。

ところで、徴古館を出て、佐嘉神社の隣にある肉まん(一個150円)を買ってみたが、これも抜群に美味しかった。
これまた、おすすめ。