『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』を読む2017/11/01


さて、小川栄太郎『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』が届いたので、読むことにする。

この事件にはずっと関心がなく(どうせ下らんだろうと思い)、新聞もテレビもネットも見なかったが、「朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」と銘打たれたら読まないわけにはいかない。

いきなり扉裏に「無双の情報ギャング 朝日新聞に敬意をこめて捧ぐ」とあり、「いいぞ、いいぞ。喧嘩ふっかけてる」と声援を送りたくなる。

「はじめに」が衝撃的だ。

安倍晋三は「報道犯罪」の被害者である。
半年以上、まるで「安倍疑惑」であるかのような攻撃が執拗に続いた森友学園問題、加計学園問題は、いずれも安倍とは何ら全く関係のない事案だった。
森友問題は、大阪府豊中市の零細な幼稚園経営者と地方の役所の間で生じた、交渉や駆け引きに纏わる不明朗処理の問題に過ぎない。安倍に関係ないどころか、国政案件とさえ言えない。利権がその背後にあるわけでもない。
加計学園問題に至っては「問題」すら存在しない。(以上、引用)

さて、期待できそうだ。