ネット情報の半分は嘘2018/02/19

産経新聞が8日付で沖縄二紙におわびしたことで、左翼が喜んでいるらしいが、この問題は今のメディアが犯しがちな典型的なミスだと言える。

発端は産経新聞那覇支局長が、沖縄市の交通事故で「トルヒーヨ氏(在沖米海兵隊曹長)の勇敢な行動がネット上で称賛されている」との情報を入手したことからだ。

ネット情報は半分は嘘だと思わなければいけない。

書いたものは誰のチェックも受けずに流されるし、写真の加工はどうにでもできる。

明らかなフェイクニュースにも驚いて感想を書き込んでいる人を見ると、逆にびっくりする。

こういう人はネットがあれば、新聞も本も要らないとでも思っているのだろう。
新聞や本といった出版物は必ず複数の目を通して世の中に出てくる。
それでも時々間違いをやらかすのだから、何のチェックも受けない個人の情報が信用できないのは分かりきったことだ。

ネットはすぐ検索できるし、最低限の知識の入り口としては便利だ。
しかし、あくまで入り口だ。

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