津古1号墳①2022/12/15

そもそも、前方後円墳の〝同時多発〟に疑問を持ったきっかけは、近所にある(あった)津古2号墳が3世紀中頃の前方後円墳だと知ったからだ。

その謎が一応の解決を見て、近所に残っている津古1号墳をあらためて見に行った(2号墳は保存されていない)。

写真はちょっと分かりにくいかもしれないが、後円部から北側の前方部を見たところである。

なんとか、くびれが分かると思う。

けっこう墳頂は高い。
未発掘だというが、誰かがいたずらで掘ったような跡がある。

未発掘なのに年代が分かるのは、古墳の形状によるのだという。
調査報告書によると「津古1号墳の古墳の形状は、確認調査の結果、津古2号墳と比較して前方部の長さが発達しており、三国の鼻1号墳の形状と比較してくびれ部がゆるやかで、後円部から前方部隅角に向かって撥状に開く可能性が想定できる等、三国の鼻1号墳より古い時期の前期古墳の特徴を示している」という。

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