コラムを書かせろ ❕

報道の自由度ランキング47位のマルタで、女性記者が爆殺された。
日本は72位である、と産経新聞一面のコラム「産経抄」が伝えている。

本日、外務省上席専門官の講演「ジェンダー平等～SDGs達成のために」を西南学院大学チャペルで聴いた。
SDGsとは、sustainable development goais（持続可能な開発目標）。小池百合子さんの大好きな「サステイナブル」だ。

ジェンダーは虫酸が走るほど嫌いだが、敵を知らねば、と思い、行ってきた。

印象に残ったポイントは、

１．国連のジェンダー平等は2015年まで「女性」対象だったのが、SDG5（SDGsの５番目）では「女児」が加わり、「早すぎる結婚」などを問題にしている。←（日本の江戸時代はどうなんだ）

２．目標達成のために「変革」を掲げる。社会、制度、意識を変えていく。←（やはり、危険な思想だ）

３．意外だったのは経済面の強調。女性が働けばGDPが伸びるとか。

そして、出ました。
日本の女性の地位は144か国中、111番目だという。
ちなみに10位内は北欧や、アフリカのルワンダである。

これにはやはり、質疑応答で、年配の男性から異論が出た。
「日本はこういうランキングでいつも100何位とかだが、本当なのか。外務省はちゃんと日本の実情を説明し、仕事をしているのか」
全く、もっともである。

上席専門官は「日本に不利な要素を取り上げた調査であるのは否定できない」とかなんとか、あまり答えにならない答えでお茶を濁していた。