英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄 ― 2017/12/12
『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』を読んですぐ、これは横浜に住む息子(31)にも読ませんといかーん!と思って郵送した。
先日帰郷した息子に「読んだか?」と聞いたら、「まだ」と言われ、がっくり。
しかし、「衆院選は投票した?」と水を向けて探ってみたら、息子は自虐史観や、親韓親中・反日史観の持ち主ではないと分かって、ひとまずほっとした。
というわけで、本はまだ息子の手元にあって参照できないが、この本は滞日50年のイギリス人記者が、戦後、戦勝国の都合で作り上げられた「日本悪玉論」を断罪し、南京事件、靖国参拝、従軍慰安婦について根拠がないと明らかにして、日本を擁護してくれている。
ところが、そんな記者でさえ、今や日本の外では南京事件を否定することができないと警告する。
杉田水脈さん(自民党の衆院議員)も全く同じことを言っていた。
彼女はよく国連などへも足を運んでいるが、一歩国外に出るとプロパガンダが浸透しており、「慰安婦問題は嘘」というだけで拒否されてしまうという。
今朝の産経新聞一面【歴史戦・第19部 結託する反日(上)】「南京」の嘘、カナダで拡散 慰安婦像の増殖が止まらない――を取り上げたfbの投稿に対して、相も変わらず、
「アメリカでコリアン=売春婦ってイメージです
いくらこんな像たてようが今現在彼らがやってる事がバカにされてるので問題ないですよ、日本人を尊敬してるアメリカ人いっぱいいます」
なんてコメントする奴がいる。
おおかたの日本人はこうやって「心配ない、心配ない」と思ってるんだろう。
実態は深刻で、南京事件や従軍慰安婦を否定したら、その時点でその日本人は拒絶されるところまで行っているのだ。
「大丈夫」ではなく、この現状をどうすればいいのか手を打たなければならないのだ。
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