鉄の暴風2022/03/06

八原博通『沖縄決戦』(中公文庫)、今、三分の二ほど。

アメリカ軍の艦砲射撃(海から)、爆撃(空から)、砲撃(地上から)の凄まじさを「鉄の暴風」と表現する。
しかし、「鉄の暴風」で精神に異常をきたしたのは日本軍ではなく、米軍の方だった。

「沖縄作戦中、アメリカ軍は万をもって数える多数の精神病患者を出した。それは自らの激烈な艦砲射撃、爆撃、砲撃に圧倒されアメリカ軍第一線将兵が半狂乱状態に陥ったもので、いかにその大量の火薬の炸裂がもの凄かったかを示す一証左である」

日本軍は地下の陣地に拠って戦闘していたので、こうした患者の発生は稀だったという。

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